背中を触ったときや温泉などで人に指摘されて、やっと気がつくのが背中のブツブツです。自分では見ることがほとんどないので、なかなか気がつくことができません。
背中にブツブツができていると、背中が開いた服や水着を着ることにためらいを感じませんか。

では、このブツブツの正体は何でしょうか。そして、どのように改善していけばよいのでしょうか。

背中ニキビ

背中のブツブツといってもいくつかの種類があります。背中のニキビは毛穴がつまることでできます。背中でも特に肩甲骨周りは皮脂腺の分布が多く、角質が肥厚して毛穴がふさがりやすい部位です。また、シャンプーやリンスの洗い流しがしっかりできてないと、皮膚に残った成分が毛穴をつまらせてニキビができることがあります。

背中はマラセチア真菌というカビの一種が繁殖しやすい場所でもあります。マラセチア真菌が皮脂を分解して、遊離脂肪酸が作られて炎症が起こります。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

毛孔性苔癬は毛穴に角質がたまってできます。ニキビの場合は皮脂がたまりますが、毛孔性苔癬は皮脂ではなく角質です。毛孔性苔癬ができる原因ははっきりとはしていません。健康状の問題はなく、自然に治ることがあります。

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤は肌のターンオーバーの過程ででてきた老廃物が排泄しきれず、皮膚の内側にたまってしまったものです。皮膚が盛り上がってしこりができます。初期は数mmていどなのですが、肥大化すると10cmほどになることもあります。放置をしていると角質や皮脂などの老廃物がたまり、次第に肥大化をします。

痛みやかゆみはないのですが、開口部から細菌が侵入して炎症を起こすと、赤くなって痛みを伴うことがあります。粉瘤を完治させるためには、皮膚科で摘出する必要があります。

背中ニキビのケア方法

背中のブツブツがニキビの場合は、自宅でのケアで改善する可能性があります。

手が届きにくく洗いにくくて背中は洗い忘れをしやすい部位です。しかし、汚れがたまるとニキビの原因になるので、入浴時には背中をきれいに洗いましょう。

背中を洗うときには、ゴシゴシこすらないように気をつけてください。強い力でこするとニキビを潰してしまう可能性があり、また肌を傷つけて肌本来の力を弱めてしまいます。ナイロンタオルは固くて肌を傷つけるので、天然素材のタオルを使うか、ボディーソープをよく泡立てて手で洗いましょう。

保湿ケアを怠ると、不足する潤いを補うために皮脂が過剰に分泌されるので、保湿ケアをします。背中は角質が厚く美容成分が浸透しにくいため、顔用のケア用品では成分が浸透しない可能性があります。背中用の製品だと背中ニキビのことを考えて作られています。