二の腕を触ったらブツブツが、こんな経験がありませんか。ノースリーブなど腕を出す服装をするときには気になると思います。

このブツブツの正体は何なのでしょうか。また、ブツブツを改善するにはどうしたらいいのでしょうか。

ブツブツの正体

二の腕にできたブツブツは「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」や「毛孔角化症」と呼ばれています。毛穴に古い角質がつまって皮膚が盛り上がった状態になっています。
二の腕にブツブツができる原因ははっきりしていませんが、多くの方に発症をすることから生理現象ではないかといわれています。

親が二の腕のブツブツに悩まされていると子供もブツブツに悩まんでいることがあり、遺伝ではないかといわれてもいます。妊娠や出産などホルモンバランスが変わるときにもできやすく、ホルモンバランスの崩れも原因として考えられます。

ニキビとの違い

毛孔性苔癬とニキビは、どちらも見た目はブツブツしていて似ていますが違うものです。

毛孔性苔癬は毛穴に古い角質がつまってできるものです。一方、ニキビは毛穴に古い角質や皮脂などがつまり、アクネ菌が繁殖をして炎症を起こしているものです。毛孔性苔癬は皮脂の分泌量が多くなっているわけではありません。

また、ニキビは痛みやかゆみを伴いことがありますが、毛孔性苔癬は痛みやかゆみを伴わないことがあります。

ニキビの初期段階では毛穴に皮脂がつまった状態で見た目は白いです。たまった皮脂が空気に触れると酸化をして黒くなり、炎症を起こすと赤くなります。

毛孔性苔癬は触るとザラザラブツブツしていて、ニキビのように赤く広がることがありません。

皮膚科での治療

二の腕のブツブツは自然に治ることがあります。10代での発症率が高いのですが、20代、30代になると発症率は低下をします。

早く治したいという場合は皮膚科で治療を受けるとよいでしょう。

皮膚科では、塗り薬、ダーマローラー、ケミカルピーリング、レーザー照射などの治療を受けることができます。

もっと手軽にケアをしたいのであれば、市販の毛孔性苔癬用のクリームを使用するとよいでしょう。尿素など角質を柔らかくする成分が配合されています。角質が柔らかくなることで、毛穴に角質がつまりにくくなることが期待できます。

また、クリームを塗ることで乾燥の予防にもなります。乾燥をすると角質が固くゴワゴワとしてつまりやすくなるので、保湿ケアをしましょう。

ブツブツが気になって触りたくなりますが、触らないようにしてください。強くこすると色素沈着やブツブツの跡が残る可能性があります。